Three Pillars
再生医療を支える「3つの柱」
培養上清液、幹細胞点滴、脂肪由来幹細胞脂肪注入。
一人ひとりに合わせた3つのアプローチ。
再生医療には、当院では大きく3つの柱があると考えています。
まず前提として、患者様ご自身の脂肪から幹細胞を採取し、それを専門の培養施設で培養して増やしていきます。
その“培養”という工程が、再生医療の重要な基盤になります。
そして、幹細胞には非常に興味深い特徴があります。
幹細胞そのものが働くだけではなく、“サイトカイン”や“エクソソーム”と呼ばれるさまざまな情報伝達物質を放出し、周囲の細胞を活性化させる力を持っているんですね。
つまり、幹細胞は“自分だけが働く細胞”ではなく、周囲に『もっと元気になりなさい』『修復しなさい』という信号を出して、体全体の環境を整えていく役割を持っているわけです。
そのため、幹細胞を培養した際の培養液の中には、幹細胞が放出した有用な成分が数多く含まれています。
当院では、この培養上清液、いわゆる“ステムサップ”を点滴で体内へ取り入れる治療を行っています。
これが再生医療の1つ目の柱です。
ただし、上清液に含まれる成分は使われれば消費されていきます。
一方で、幹細胞そのものを体内へ戻すと、体の中で継続的にさまざまな働きをしてくれる可能性があります。
そこで2つ目の柱として、培養した“幹細胞そのもの”を点滴で体内へ戻す治療があります。
これは、より根本的な再生医療として期待されている治療です。
そして3つ目の柱が、私たち形成外科・美容医療の技術を活かした“脂肪由来幹細胞脂肪注入”です。
これは、幹細胞を含んだ脂肪をお顔の脂肪層へ丁寧に注入することで、単にボリュームを補うだけではなく、皮膚そのものの質感やハリ、血色感など、顔全体の若々しさや健康的な印象を引き出していく治療です。
私は再生医療の大きな魅力は、“ただ若く見せる”だけではなく、“細胞そのものを元気にしていく”ところにあると思っています。
この3つの柱を中心に、患者様それぞれのお悩みや目的に合わせて再生医療をご提案しています。
この記事の執筆者:酒井形成外科 編集部
形成外科の確かな技術で「形」を整え、先進の再生医療で細胞から「質」を高めるトータルエイジングケアを提案。
「美の再生」をテーマに、患者様お一人おひとりの内側からの輝きを引き出す医療情報をお届けしています。