Quality Control
再生医療のための点滴管理
患者様がリラックスして治療を受けられる
専用点滴ルームをご紹介します。
こちらは、幹細胞点滴を行うための専用ルームです。
先ほどご説明したように、培養された幹細胞は、そのまま一気に体内へ入れるわけではありません。
幹細胞は非常に繊細な細胞であり、投与方法にも十分な安全管理が必要になります。
例えば、細胞を急速に大量投与してしまうと、細胞が肺の血管に集まり、“肺塞栓”と呼ばれる状態を引き起こすリスクがあります。
そのため当院では、クリーンベンチ内で丁寧に調整した幹細胞を、専用の点滴でゆっくり時間をかけて投与しています。
さらに、点滴ラインには特殊なフィルターを使用しています。
これは、細胞が塊のまま体内へ入ることを防ぎ、安全性を高めるためのものです。
再生医療は、“細胞を入れる”ことだけが重要なのではなく、“どのように安全に届けるか”まで含めて医療だと考えています。
そして患者様には、できるだけリラックスした状態で治療を受けていただけるよう、このような落ち着いた空間をご用意しています。
実はこのベッドには微細な振動機能が備わっており、点滴中に肺の中で細胞が滞留しにくいよう配慮しています。
細かな部分ではありますが、こうした安全対策を一つ一つ積み重ねながら治療を行っています。
再生医療は最先端の医療ではありますが、同時に“安全性をどれだけ丁寧に考えるか”が非常に重要な分野です。
当院では、患者様に安心して治療を受けていただけるよう、設備面・管理面の両方に十分配慮しながら再生医療を行っています。
この記事の執筆者:酒井形成外科 編集部
形成外科の確かな技術で「形」を整え、先進の再生医療で細胞から「質」を高めるトータルエイジングケアを提案。
「美の再生」をテーマに、患者様お一人おひとりの内側からの輝きを引き出す医療情報をお届けしています。